屋久島ナチュラル便り(2)


暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
屋久島は、山も海も目の前にあって、まるで夢のような世界が広がっています。
(元気です)
ピラミッドやストーンヘッジなど、世界の多くの遺跡は花崗岩で建造されています。
それらは、これから起こる次元転換(アセンション)のための装置と言われています。
日本の磐座(いわくら)なども、すべて花崗岩です。
ところが、屋久島は島そのものが花崗岩でできているのです。
スケールが違います。
島そのものが磐座であり、次元転換装置なのです。
それは屋久島の峰々を見渡せば一目瞭然です。
山頂には宇宙からのエネルギーをキャッチするための巨石のアンテナが林立し、
やがて地球全体を内側から輝かせる準備が整っています。
そういう巨大なエネルギー場にいると、人はどうなるでしょうか。
静かに静かに落ち着いてきます。
本来の自分自身へ、不動の自分自身へ、ゆっくりと変容していきます。
そして、時至れば、地球と同じように内側から輝き出すことでしょう。
屋久島へ移り住んで一年と五ヶ月、それが最近の心境です。


これは2004年8月に出した暑中見舞いの文面です。

屋久島のエネルギーは高いのですが、ずっと居ると、慣れてしまって、
いつのまにかわからなくなってしまいます。
でも、たまに島の外に出ると、島のすばらしさが再確認されます。

しかし、いくらエネルギーが良いからといっても、本人の自覚がないと、
そうそう変化が起きるわけではありません。
起きたとしても、注意してないと自覚できないのです。

2012年といわれるアセンション(次元上昇)の時期についても、
1999年のことがありますので、(この年は、何かが起きるだろうと、
みんなが期待していたのに、何も起きなかった)
アセンション頼みにならないように注意する必要があります。

時が来れば、屋久島をはじめ世界各地のエネルギースポットから、
全地球レベルで光が流れ、地球全体が光り輝いて次元転換するでしょう。
但し、それが自覚できるのは、既にそのレベルまで意識が到達している人
だけかもしれません。

いずれにしても、しっかりと自分自身を見つめ、周りの状況を注意深く見守り、
ゆっくりと生きていきましょう。
何も焦る必要はありません。
どのようなことが起きても、どのような状況になっても、
冷静に対処すれば、乗り越えられないものはないのです。

静かに静かに、深い自分自身で生きましょう。
何も問題はありません。
自分自身を生ききることなのです。


         2004年8月11日

                 虹が架かり星が降る島のkimi(古沢仁宏)

 




  屋久島ナチュラル便り(1)

             
屋久島へ移り住んで半年が過ぎました。
こちらへ来てからガイドを始めたのですが、
最近はそのやり方がずいぶん変わってきました。
屋久島の大きな大きなエネルギーの影響でしょうか、
超ゆっくりペースになってきています。

当初から屋久島に多くいるエコガイドとは一線を画していたのですが、
ここへきて完全にちがってきました。
行くコースは同じところも多いのですが、まずその行き方からちがいます。
正規ルートではなく、ほとんど人の通らない裏ルートを歩きます。
人が多ければ、いくら屋久島でも普通の観光地とあまり変わりません。
それでは何のためにわざわざ屋久島まで来たのかわからないのです。
人のあまりいないところで、ゆったりと屋久島の大自然を満喫します。

誰もいない森の中−−秘密の場所に着くと、フリータイムです。
自分の好きなように過ごせばいいのです。
特に何かをしなくても、自然の中にいるだけで、
心も体も自然に癒されていきます。
苔むした岩の上に座り、せせらぎの音に耳を澄ませば、そこはもう別世界。
周りは一面の緑・・・苔の緑、木々の緑、すべてが緑の世界です。
こんなところは日本広しといえども屋久島だけです。
雨の多い屋久島の森の中だけに広がる世界なのです。
(まさに映画「もののけ姫」の世界そのものです)

以前は、こんな深い森の中へお連れしても、
わりと短い時間で切り上げていました。
一通り静かな自然を体験して、それで終わりという感じだったのです。
ところが最近は、その場でゆったりしています。
1時間も2時間も、何もしないで、ただゆったりしているのです。
歩きたければ歩いてもいいし、横になりたければ横になってもいい、
水を飲んだり、座禅を組んだり・・・何でもOKなのです。
ただ自然の中で自然と融け合う・・・
日常では、まず体験できない静寂の時間です。

その静かな時間が人を甦らせます。
普段、自分を抑え、自分を殺し、自分を周りに合わせ・・・
そういうプレッシャーをぜんぶ外し、ただ自然と共にいるのです。
そうすると、徐々に何かが変わり始めます。
それはとてもとても貴重な時間です。
そういう時間がないと、本当の自分に気づかないまま、
一生が終わってしまうのです。

自然の中で自分自身と一緒にいてあげる。
ただ静かに、何の判断も、何の自己評価もなく・・・
ただ黙って、ありのままの自分自身と一緒にいる。
ただそれだけでいいのです。
それによって心も体も自然に癒されていくのです。

人のいない森の中で、
大きな滝の真下で、
白い砂浜の上で・・・
静かな時間を持ちます。
それだけではありません。
とてつもなく見晴らしのよい巨石の上で、ゆっくり昼寝をします。
海辺の温泉からあがって、誰もいない堤防の上にシートを広げ、
大の字になって大空を見上げます。

なにしろ普通のエコガイドとは、まったく異なるガイドになりつつあります。
いかに楽に、いかに自然に、本来の自分自身へ戻るか・・・
いろんな物珍しいものを見るのが目的ではありません。
大自然に抱かれて、もう一回本来の自分自身へ帰るのです。
自分は本当は何をしたいのか・・・
本当はどのように生きたいのか・・・

人が多く、人工物に囲まれた都会では、まず気づけないことです。
広々とした大自然の中で、はじめて本来の自然な自分自身に目覚めます。
もちろん、わずかな日数で自分を全開するのは難しいかもしれません。
でも、そのきっかけ、そのきざし、その手がかりがつかめれば・・・

人生に疲れた人にとって、屋久島は良いところです。
満天の星々、珊瑚と熱帯魚の澄んだ海、ウミガメが上陸する白い砂浜、
巨大な滝、苔の森、山々に林立する巨石群、樹齢数千年の巨杉たち、
そして九州一の峰々・・・
とどめは、海辺から湧き出す天然温泉。
星空をながめながら、波音を聴きながら入るのです。

こんな小さな島に大自然がいっぱい。
これだけ密度の濃い大自然は他にはないでしょう。
世界自然遺産・屋久島!
移り住む前に13回訪れました。
それでも、そして住み始めても、未知なるものにあふれた島です。
そのエネルギーは計り知れません。
その大きな大きなエネルギーに抱かれて、
人は本来の自分自身へ自然に回帰していくのです。

世の中にはたくさんのヒーリングがあります。
ナチュラルヒーリングとは、自然の中での、自然による、自然な癒しです。
すべて自然をベースにしていますので、人為的な無理が一切ありません。
自然に身をまかせる時、最適の癒しが起きます。
それは予想を遙かに超えた深いものです。
自分でも気がつかないような深いレベルから変わり始めるのです。

最近は仕事という感覚はほとんどなくなりました。
一緒に自然の中を歩く、一緒に自然と共にある・・・ただそれだけです。
自分自身も自然の中で開いている途中です。
本来の自然な自分自身へ帰るプロセスを共に歩む仲間・・・

ゆっくり、ゆっくり、超ゆっくり屋久島を体験しましょう。
それは日常とはまったく異なる時間と空間です。
本当は屋久島を体験するのではなく、
本来の自分自身を体験するのですが・・・


              虹が架かり星が降る島のkimi(古沢仁宏)